貴重な体験!久米島家畜市場に行ってみた。産業の裏側
こんにちは。
YUNAMI FACTORYでは久米島の食材を積極的に取り入れた『地産地消』をテーマに日々活動しています。
現在の所、お店のメニューや商品製造の過程で取り入れている食材が、
久米島産車海老
久米島産赤鶏
久米島産シークワーサー
久米島産マンゴー
久米島産の紅芋
久米島産塩
です。今後は野菜や魚、他の果物などもたくさん取り入れられたらいいなと思います。
そこで現在注目しているのが、久米島産の和牛です。
あまり認知されていない方も多いと思いますが、実は久米島は和牛の繁殖が盛んで、現在では和牛を飼育している家畜農家さんが数十名いらっしゃるのですが、(すいません、正確な数は把握していません。)2ヶ月に一度久米島家畜市場で競り(競売)が行われています。
子牛や成牛、雄牛、雌牛、去勢させた牛など、様々な牛が競りにかけられ、その競りで売られた和牛は全国各地でさらに肥育されブランド牛になっていきます。
久米島は意外とブランド牛の種牛生産地なんですね。
昨年、知人のご紹介でその久米島家畜市場の競りを見学する機会がありました。
山城(やまぐすく)という字(あざ)(字とは地区の事)にあるのですが、グーグルで調べても正式な住所が出てきません。(笑)
周りはサトウキビ畑や山ばっかりで、普段生活してて絶対に通らない場所にあるので、久米島出身の僕でも今までこの建物の存在を知らなかったので妙に新鮮な感じでした。
敷地内に入ると、建物の外でこれから競りにかけられるたくさんの牛が待機していました。
写真では伝わりづらいですが、150〜180頭くらいの牛がいて、その光景は圧巻でした。
と言うか、久米島にこんな数の牛がいた事にもビックリです。
競りは朝9:00からスタートするので、その少し前に競り会場の中に入って始まるのを待っていました。
まず1番最初の家畜農家さんが牛を引っ張りながら中央の場所に出てきて、そこから競りが始まります。
席に座っている全国からのバイヤーさん達が手元のボタンを押して値段を上げていき、競売を行なっていくといった流れです。
時間にすると、1頭あたりの牛で約30~40秒くらいです。(めちゃ早い)
1頭が終わりと、また次の牛が出てきて、同じ作業を繰り返していきます。
あまりの速さと、会場の雰囲気に少し圧倒されました。
知人の紹介でなければ恐らく一生行く事がない様な場所に行けて、普段見る事がない産業の裏側を見れた気がして少し嬉しくなりました。
とても新鮮な体験でした!
(ちなみに、会場内へは誰でも入れるそうです。興味のある方は是非行って見てください。)
YUNAMI FACTORYでは現在、まだ単発的ではありますが、知り合いの家畜農家さんから仕入れた久米島産牛を使ってハンバーグのパティや牛カレーにしてご提供しています。
久米島産牛は全然臭みがなく、少し弾力があるのが特徴です。すごく美味しいので今後どんどんメニューで出せていける様にしたいです。
ではでは。